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【ネパール】ヒマラヤ自転車ツーリングの持ち物

前提編を踏まえて、ヒマラヤツーリングの持ち物をまとめます。

自分が出発する前に知っておきたかったこと、という切り口でまとめました。

見ていくと分かりますが、特殊な道具は何一つないので、全部持ってる人も多いんじゃないでしょうか。

そういう人は必要なもののメモというよりは、余計なものを持っていかないための情報として使ってください。

 

前提編にもある通り、5月上旬の場合なので、自分が行く季節に合わせて各自で調節してください。

 

質問歓迎。

 

 

自転車とバッグ

今思えば前提編で先走って、うっかりほとんど書き尽くしてしましました。

くどいようですが再掲します。

 

終わってから考えてみると、この動画のように今どきのトレイルバイクに、軽いバックパックくらいが最適かなと思います。

 

自分は、マラソン クロス 700x38Cにクロモリのツーリング車に、パニアバッグで行きましたけど辛かったです。

バイクパッキングも、構造的に担ぐのに向いてないし、大きいシートバッグとかやっぱりシングルトラックでは不適切かな~と思います。

 

最近オールドスクールなノリノリのMTBの動画とは違う、旅情やアドベンチャー要素のあるムービーが多く出ているように感じます。

そんなのを見て海外ツーリング用としてもMTBほしいな、と最近思っているところです。

 

地図

紙の地図は、地域ごとの必要最低限の地図がカトマンズで売られているので、それをお買い求めください。

こういうこともあるので、やっぱり海外ツーリングの1日目は準備に充てたいですね。

 

特記しておきたいはこの地図アプリ。

bpwire.net

DLしておくとオフラインで使える地図アプリです。

アルゴリズムはpoorですが、オフラインでナビもできます。

 

特にアウトドア用というわけではないですが、Open Street Mapを使っているので、今回のルートくらいの道であれば、全てカバーされています。

これアプリがあれば、道に関しては特に心配ないですね。

 

ちなみに日本国内のシングルトラックも載っているので、国内のパスハンティングにも使っています。




以下で消火しているものを、基本的に1つずつでよいです。

靴下とパンツだけは、洗い替え用に2着あったほうがいいです。

 

品目

説明

雨具上

何日か降られました。

雨具下

何日か降られました。

インサレーションジャケット

行動中はほとんど着なくてよいが、朝晩過ごす時に来ていた。

化繊でもダウンでもよいが、行動中着ないのでダウンのほうがより良い。


行動中着なくていいなら、いつものように寝袋を羽織って歩けばよいが、峠越えの日だけは行動中も着ていた。

フーディ

特にこだわりなし。

Tシャツ

特にこだわりなし。

メリノウールであること。

ショーツ

・薄手で存在感がないこと。寒い場合は他で調整するべき。

・乾きやすいこと。手洗いで洗濯することが多い。

・水着と兼用できること。ツーリングでは川遊びできるとか、水着があると嬉しいことが多い。今回は実際、タトパニという温泉地があった。

・マスプロだとバギーズショーツがオススメ。

長ズボン

ショーツだけでは5月でも標高5,400mは耐えられない。

しかし使わない時間も長いので、軽くて嵩張らないものがよい。

あと自転車なので当然ストレッチがあり、細身であるとよい。

これに関しては、自分も正解が分からないので、自分にあったものを模索中。

パンツ (下着)

洗濯して乾燥するまでに履くものがないと、ノーパンになってしまう。

よって2着あるとよい。

冬用のインナー上

洗濯するタイミングがないので、メリノウール推奨。

インナーが必要な寒い区間は標高が高く、水が自由に使えないため洗濯ができない。

アンナプルナサーキットでは3,500mより上は洗濯できなかった。

自分はmont-bell ジオラインEXPを使っていますが、臭くならないのは確かだと思います。摩耗しやすいと思いますが。

冬用のインナー下

半袖・ノースリーブのインナー

パンツと比較して洗濯している間くらいは無くてもよいので1つでよい。

洗いやすさと乾きやすさを考え、Milletのこれのようなメッシュのものがよい。

靴下

特に厚手である必要はない。

一晩では乾かなかったので、洗い替え用に2着。

山を歩けるサンダル

サンダルがあると良い理由は、サンダルについて語った過去の記事参照。

登山できる靴

標高5,400mとなると気温が低く、サンダルでは辛いので、普通の靴が必要。

とは言え、ネパールなのでそこまで気温も下がらず、アルパイン用の靴までは必要ない。

参考になるか分からないけど、犬を連れたヒッピーがサンダルで登りきっていたので、自己責任で持たなくてもいいかもしれません。


時期的に雨は降るんですが、標高が上がると濡れた靴を乾かすチャンスがないので、

  1. 濡れる前提で速乾のシューズ+防水ソックスか、
  2. よっぽど濡れない防水性の高いハイカットの靴、

のどちらかがいいと思います。

アイウェア

紫外線・砂埃の対策に。

スキマの少ないものを。

薄手のグローブ

SDA王滝のようなグラベルが続くので、寒くなくても素手だとつらい。


フルフィンガーがよい。

理由は飛行機輪行だったり、工具や自転車を触るときのグローブと兼用するため。

厚手のグローブ

-17℃対応のものを持っていったけど、そこまでは必要なかったかなという感想。



その他

 

品目

説明

トイレットペーパー

こちらではウンチの後は指で肛門を拭って、トイレにある桶の水で手を洗うカルチャー。

馴染めない人はトイレットペーパーを持っていくとよい。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/o/otakuhouse/20171022/20171022204729.jpg

これはトイレットペーパー用のケースです。アウトドアのユースケースを想定されていて、紙をつねにドライに保てます。

トイレットペーパーって一回濡れると、乾いてもくっついて使えなくなるので。

石鹸

シャワーはそれなりに浴びれるのであったほうがよい。

日焼け止め

紫外線は当然強い

山用タオル

標高が上がるとなかなか、濡れたものが乾かなくなるので必要。

僕はSEA TO SUMMITをずっと使っています。

ビニールテープ

何かと使える。

少なくとも飛行機輪行で外したRDをフレームを固定する時に使う。

なにか壊れたときの補修用など。

タイラップ

なにか壊れたときの補修用。

自転車の工具

前提編で書いたように、一通りのことはできる必要あり。

ただ、どこまで持っていけば十分かは、だれにも決められないことなので、自転車屋が無いという覚悟だけしていただければ、あとは個人の裁量に任せます。


自分は普通の工具にプライヤーと薄めのモンキーレンチを追加したくらい。

そこそこ暖かい寝袋

宿だけで済むので野宿は必要ないが、宿に毛布がなかったり、極端に薄かったりすることがあるので必要。。。と聞いていたけど、自分が泊まったところにはすべて掛け布団があり、それで十分だった。


なので想像になってしまうけど、当時の体感温度で掛け布団がない場合を想像すると、700フィルパワーくらいあったらいいかな、という感触。

浄水器

無くてもいいけど、あれば持ち運ぶ水の量が減るので荷物が軽くなり、お金が浮きます。

高山病対策はとにかく水を飲むことなので、死活問題と言えるし、最近の浄水器は軽くて簡単に使えるので、あったほうがいいと思います。

自分はスクィーズ フィルターを使ってます。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/o/otakuhouse/20171009/20171009185413.jpg