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骨髄を食べた(ボーンマロー)

サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福で、原初の人類は骨髄を食べていた話を読み、骨髄が食べたくなったのでやってみた。

イントロダクション


黎明期の人類は、当時のサバンナのヒエラルキーでは、とても狩りをするような立場になった。 その代わり肉食動物の食べ残しの骨を割って、中身の骨髄をすすっていたというのが、現在の人類史の主流の見方だ。 人類に栄養を与えて、ここまで発展させた骨髄に興味を持ち、実際に食べてみることにした。

米国・ユタ大学のデニス・ブランブル(Dennis Bramble)とハーバード大学のダニエル・リーバーマン(Daniel Lieberman)は2004年、初期人類は、動物遺体から屍肉を集め、石を使って骨を割り、栄養価の高い骨髄を得ることを生息手段とする、一種の腐肉食動物であったとの仮説を提唱した[75]。

人類の進化 - Wikipedia

調達


最初は外食することを考えたけど、行ける範囲で店が見つかりませんでした。 ヨーロッパでは普通の家庭料理らしいけど、東京のちょっと凝ったお店でしか見つからなかった。

一方、普通にAmazonで売っていたので、こちらで購入しました。 和牛骨髄1本約1kg wagyu bone marrow?

調理


オーブンで焼きました。 フィードバックとしては、火力が強かったのか溶けて脂が思ったより流れ出てしまいました。 これが可食部を減らしたのではないかという見方をしています。

実食


以下、感想

  • 上掲した火力問題があるかもしれないけど、可食部が少ない。 値段を考えると高級食材でした。
  • 味は牛の味を煮詰めたような感じ。 重量あたりでここまで牛の味がする食材は初めて食べました。 牛の味というのは、牛肉の味というより、テールスープの味。 美味しかった。
  • 高級食材だけど、これを食べるまでの過程で人類史を学び、みんなでボーンマローを食べるという同じ目標に向かって団結したことを思えば、数千円はコストパフォーマンスが良かったと思う。