遅くなりましたが、bike2sauna meeting #2 IBIのレポートです。
(忘れてました)
例によって、今回もepicなビデオができあがっていますので、こちらをご覧ください。
前日~当日の朝
今回開催して分かったことですが、イベントの開催は意思決定の連続で、24時間つねにうっすらストレスを感じている状態です。
自転車業界に一切インパクトのない、こんな小さなイベントでもそうです。
そして、最後の最後に台風が接近して、開催するかどうかという重要な選択を迫られました。
迷っているようで、実は警報が出ない限り開催した方がよいという結論は、初めより見えていました。
大学のころサイクリング部に所属していたのですが、似たようなシチュエーションは多くありました。
でも、天候がどういうコンディションでも、やって後悔したしたことはないからです。
ただ、今回は名前と連絡先しか知らない参加者も多くいて、今思えば迷っていたというより規模にビビっていただけです。
最終的に、「ライドは走りたい人だけで走りましょう」、と参加者に選択させる形で予定通り実施しました。
無理に実施しても走りたくない人に申し訳ないし、中止しても雨でも走りたいというタフガイ達に申し訳ないので、間をとったつもりです。
もはやここまできたら、雨の中ライドしてテントサウナして、フジロック第1回みたいに伝説の回にしようという気持ちです。
RIDEALIVEが台風の中ふつうにやってた、というのも大きな心の支えとなりました。
「何人いるんだろう…」と思いながら当日の朝を迎えると、キャンセルを除くほとんどの参加者が集合しています。
「雨でも参加するヤツがこんなにいる」というだけで、このとき既に成功を確信していました。
ライド
メンバーは老若男女と言うほどではないにしろ、精悍なトライアスリート、自転車歴40年のベテラン、BMXに乗った小学5年生の女の子、と全く脚の揃わない顔ぶれ。
もちろん小5の女の子が走れる程度のルートになるのですが、ここは入念なルート選定が功を奏し、全員が楽しめるものとなりました。
もちろん運動強度としては物足りない人が多いと思います。
しかし自分はだいたいの参加者よりハードコアなライドをしている自負があります。
物足りないという意見があったときのために、そこは「全ての要素を鑑みてこれが最高のルートです」という完璧な回答を用意していました。
でも結局メンバーにも恵まれ、ルートについては好評で、まったくの杞憂に終わりました。
サウナとカレー
テントサウナそのものの様子は、Critical Cycling、ozekiくんのブログ、シガ君のブログに詳細に書いてあるのでこっちを読んでください。
雨の中テントサウナをして感じたのですが、だんだん雨と自分の境界が分からなくなって、自分が雨そのもののような気になってきます。
新しい形でワンネスを感じてしまいました。
水風呂は12℃とサウナ屋では出せない温度に。
雨で寒くてゆっくり外気浴できなかったのもあり、みんなストイックにサウナと川を出入りしていました。
🍛 by NOT CURRY
※カレーはおいしく、店長もナイスガイの素敵な西岐阜のお店です。
楽屋ネタ
今回は開催にたどり着くまでいろいろ苦労がありました。
別にお金がもらえるわけでもないし、平日の夜や土日の時間をたくさん使いました。
分からないけどやり切ったら良いことがあるかもしれない、という何の根拠もないモチベーションを頼りにここまで来ました。
この程度の催しで苦労している人材としては、森、道、市場の運営が僕たちと同じように非営利でやってるとのことが信じられません。
終わってみればみんな楽しんでもらえたから、個人的な苦労分はペイできたかなと思っているし、色々学びが多かったので総合的には大幅な黒字かなと考えています。
またbike2saunaじゃなくても他にも企画したいと思うので、何か一緒にやりたい人がいたら声かけてください。
📷 by Shotaro Shiga (@sho0414) , Yoshihide Maekawa(Kikuzo)