今年も白州の森バイクロア4へ行ってきたのでショートレポート。
レースフォーマットの中では、個人的に1年で一番好きなイベントです。
どんなイベントか知らない人は、以下のような素敵な動画を作ってくれている人がいるので、見てみてください。
第1回を除いて毎年参加していますが、常にその年のバイクロアが一番良いと思っています。
イベントというのは第一回に参加することに価値がある、という意見があります。
個人的にも一定の同意をしますが、白州の森バイクロアはその反例です。
毎年よくなっていると思いますね。
これは関東以外の人には伝わりづらいかもしれませんが、バイクロアはお客さんのエネルギーがすごいです。
Rapha Super Cross NOBEYAMAやバイクロアのような関東の人と交わるイベントに参加すると思いますが、彼らを東海や関西のお客さんと比較すると、明らかにイベントに対する姿勢が前向きだと感じます。
バイクロアがよくなっている理由の一つに、前向きなお客さんがリピートすることで、年を重ねるごとに熟れて遊び方が分かってくる、というのがあると思っています。
関東の人のどこが良いのか、個人的な理解を書いてみます。
まず彼らは主体的に遊べるところがいいと思います。
大体の自転車イベントって、主催者側がイベントの楽しみ方を、相当にローコンテクストな説明をした上で、かつ、説明した範囲でしか遊んでもらえないですよね。
なので、お客さんが使ったお金と時間に対して、値段なりなのか、それ以上なのか以下なのか、という感じになりがちじゃないでしょうか。
一方で、バイクロアは、運営がコントロールしていないところで、勝手に楽しんでくれるお客さんが目立ちます。
なので、想像していなかった部分で楽しいことがあります。
そんなイベントなので僕も参加の是非を考えるとき、他の予定以外、例えばお金とか時間のことは考えていません。
あとみんな、新しいことに寛容だと思います。
よく分からないものでも、ちゃんと中身で判断して、良いと思えば適応してくれる人が多いと感じています。
東海の人は保守的と言われますが、実際そうなので、東京のイベントでこっちだったらちょっと難しいな、と思うものはあります。
トラッククロスとかは成立しにくいんじゃないでしょうか。
そのわりに、東海地方は新しい自転車文化が出てきやすいですが、やっぱりやってる人が地域性に対する最適化に努力しているように、端からは見えます。
関西は更に状況が厳しいかもしれませんが、この話題をあまり深掘りするとポリティカルコレクトネス的によくないですね。
言いたかったのは、どの地域性にも良いところと悪いところがありますが、東京の良いところは、素晴らしいと思うので見習っていきたいです。
興味はあるけど大した理由なくめんどくさいから行かない、みたいな人は、来年こそ白州バイクロアに行きましょう。
バイクロアの説明が動画のリンク貼るだけで終わってしまったので、勢いで書いたらバイクロアではなく関東人に対する感想になってしまいましたが、バイクロアのショートレポートとしては以上です。