IAMAS 2018にクリティカル・サイクリングの展示を見に行きました。
何かと縁があり意識する機会の多い、IAMAS(情報科学芸術大学院大学)ですが、そこの卒展に別件も兼ね、誘っていただく機会があり遊びに行きました。
目当てはbike2sauna meeting #2 IBIにご参加いただいた、移動体芸術の研究をしている赤松 正行先生主催の展示です。
移動体芸術は名前の通りドローンなども含むのですが、今回はその中でも自作自転車を楽しみに行きました。
▲江戸時代に作られた世界初の自転車相当の乗り物である「新製陸舟奔車」を再現したもの。
▲ステアリングとドライブトレインが逆になっている。右にハンドルを切れば左に曲がり、前進するにはクランクを逆向きに回す自転車。
▲通常、下半身でとるはずのバランスを、上半身でとる自転車。
どれも「自転車はこうあるべきだ」という人間の感覚をハックしていて、乗っていると何が正なのか分からなくなります。
テレビの実験で出てくる脳をモニターするやつ使ったら、普段つかわない部分が赤くなっているに違いない。
クリティカルサイクリングの目的は、サイクリングを通してその批評性を探求する活動で、当ブログの一つの目的とも一致します。
色々やっているつもりですが、どうもその手段はもっと多様みたいです。