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アメリカツーリングのTips:ネット編

今回はネット環境について書きます.

 

最初に断っておきますが,僕はネットやガジェットについて詳しくないです.ただアメリカを自転車で実際にツーリングしながら使って得た感触事体に,一定の価値があると信じてまとめてみます.

 

現地キャリアとの契約

T-mobileと一ヶ月だけ契約して,現地で買った携帯電話で使いました.

 

必要性と不必要性

「あってよかった」と思うことと,「なくてもよかった」と思うことを書いてみます."不必要性"という日本語が存在するのか分かりませんが,「メリットとデメリット」と言ってしまうと確実に誤りなので,不必要性という表現に落ち着きました.「Wi-Fiに頼らずネットが使える」というのは書くまでもないので省略します.

 

必要性

まず一つ言えるのは「電話番号があること」です.例えば荷物を預ける場合など色々な場面で電話番号を求められました.電話番号がないと荷物が預けられなかったりするのかは分かりません.でも何かトラブルあった時に何かと不便でしょう.

 

一番つよく感じたのはSMSが使えることです.日本だとLINEが強くてあんまりポピュラーではありませんが. 携帯キャリアも契約プランの内容にテキストメッセージの量をアピールしてます(だいたい無制限だけど).SMSを送る相手としては次の3パターンがありました.

  1. 旅先で出会った協力者.ホステルなどで仲良くなった人は,「分からないことがあったら質問してくれ」と電話番号を教えてくれたりします.
  2. Warmshowersのホスト.Warmshowers上のメッセージを送ることも可能ですが,相手がどのくらい頻繁にログインしてくれるか分からないし,何よりプロフィールに電話番号が書いてあるなら利用すべきです.ちなみにメールアドレスが書いてあることは少ないです.Warmshowersについては寝床探し編を参照.

  3. ホステル.小さくて新しいホステルだと固定回線を持ってなく,オーナーの携帯が唯一の電話だったりします.まああんまりないけど.

個人的には2が一番きいた感じです.

 

不必要性

契約しなくてもいいと思う2つの要素を感じました.

 

1点目として,町で使えるWi-Fi多いことです.これは後述します.

 

2点目は,思ったより圏外が広いことです.僕はT-mobileしか使っていないのでT-mobileのことしか分かりませんが.公称のカバレッジはネットで確認できるのですが,実感としては怪しいです.特に僕はナショナルフォレストの中を多く走っていたのもありますが.主幹道路はちゃんと使えました.

www.t-mobile.com

 

なぜT-mobile

特に理由はありません.ネットで調べるとわりと日本語の情報が多かったので何となく選びました.正解だったのかどうかは分かりません.ただ,一つだけ言えるのは契約は非常に簡単でした.特に,この記事が分かりやすかったのが決め手です.まずはこれに目を通してみてください.

hatchstudioinc.com

大筋は参考になるエントリだと思います.僕は近くにウォルマートがなかったので,ターゲット(大手スーパー)でSIMスターターキットを買って説明書に従って契約しました.ちなみに,この記事には書かれていませんが,1ヶ月だけ使う場合は契約後に,自動で毎月契約を更新する手続きがあるので,それをしなければOKです.日本と違って2年とかまとまった期間で契約するスタイルと比べると,ちょっと意外でした.

 

実際あまりウォルマートにこだわらず,適当なスーパーでSIMスターターキットを買ってこればいいと思います.ウォルマートコラボプランは通話をしない人には確かに得なのですが,何ヶ月も住むわけじゃないので,この記事のようにそこまでこだわる必要はないです.ちなみに,今のウォルマートコラボプランは,ウォルマートで買った電話である必要があるみたいです.

 

 Wi-fi

町の中で頼りになりそうなのをまとめます.宿は確実にWi-Fiがあるので割愛します.

 

ちなみに,この国ではWi-Fiは水道や電気のようなライフラインという認識が強いのか,飲食店だけでなく,普通の民家もあげてもらった場合は向こうからパスワードを教えてくれます.

 

(1)マクドナルド

マクドナルドはほぼ確実にWi-Fiが使えます.圏外のど田舎のマックでも使えました.密度は高いとは言えなかったです.100km走って1件あるくらい.世界的には日本以上に苦戦しているようです.こちらはサブウェイが多いんですが,実際のところ僕も野菜不足解消のために,見かけ次第サブウェイに吸い込まれていました.サブウェイに負けるのはまだ好みの問題ともいえますが,ウェンディーズの方が美味しい時点で辛いと思います.ちなみにサブウェイはあんまりWi-Fiがありません.

 

(2)スタバ

スタバも安定してあります.レシートにパスワードが書いてある,と聞いていましたが,実際にはパスワードいりませんでした.ただし密度や立地は日本と同様で都市部に集中している感じで,田舎では大型スーパーの中にあるかないか,という程度です.

 

(3)その他大型店舗

スーパーやアウトドアショップなど業種に関わらず,大きなお店はWi-Fiが使えることが多いです.

 

まとめ

紙の地図があれば,たまに使えるWi-Fiもあるし,現地キャリアの携帯はなければないでいいと思いました.移動体通信が無い時代にも自転車で世界一周した人はたくさんいますので.考えたほうがいいのは,ツーリングに集中したいかどうかです.でもインターネットがあることで増える時間もあれば減る時間もあるので,まあよく分からないです.一ヶ月では結論が出ませんでした.